Visual Studio Code Mac 開発環境構築[C++]
こんにちは、Yuuichi(@WestHillWorker)です。
ここ数年ローカル環境のIDEは、ちょっとした開発ならAtomを使ってましたが、最近Microsoft製のVisual Studio Codeを使ってみてすごく使い勝手がいいので、ツールの導入とC++で開発環境を構築してみようと思います。
スポンサーリンク
目次
Visual Studio Codeって?
公式サイトより引用しましたが、軽量ながら強力なソースコードエディタです。
Visual Studio Codeはデスクトップ上で動作し、Windows、MacOS、Linuxで使用できます。 JavaScript、TypeScript、Node.jsをサポートしており、他の言語(C ++、C#、Java、Python、PHP、Goなど)やランタイム(.NETやUnityなど)
言語の多様性とOSも豊富であることは、大変魅力的。
環境
MacOS Sierra:10.12.5
Visual Studio Code:1.18.1
ツール導入
公式からダウンロードして、Visual Studio Codeのアプリケーションを起動するだけです。
Visual Studio Code公式
こちらからダウンロードします。
一応ダウンロードする際は、自身のOSであるかだけは確認ください。
ダウンロード完了後は、Visual Studio Codeのアプリケーションを起動する。
以上で、導入完了です。
拡張機能入れてみる
Visual Studio Codeでは、メニューの拡張機能からプラグインをガシガシ入れることができます。
ショートカットコマンドは、Shift + command + X
今回は、「cpptools」を入れようと思ったのですが、jsonの設定などがあったので、もう少し手軽にコンパイルしたりしたいなと思ったので、「Code Runner」を入れてみます。
拡張機能の検索窓からCode Runnerと検索する。
あとはインストールして、再読み込みすれば、導入完了ですね。
基本的に拡張機能の導入は、上記作業の繰り返しになります。
シンプルなので、覚えやすいと思いました。
C++サンプル動作
ありきたりなサンプルですが、以下のようなファイルを準備する。
今回は、「HelloWorld.cpp」みたいなファイルを準備しました。
#include <iostream> using namespace std; /** * Hello!VisualStudioCodeを出力 */ int main() { cout << "Hello!VisualStudioCode" << endl; return 0; }
上記ファイルを開いた状態で、右上の右矢印アイコンをクリックするとビルドして実行されます。
エディタの下にデバッグコンソール「出力」タブに実行結果が表示されると思います。
Code Runnerどうなってるの??
今回C++で実行していますが、Code Runnerではほとんどの言語をサポートしているようです。
設定を見ると以下のようにjavascript / php /go / java / cなどなど。
{ "code-runner.executorMap": { "javascript": "node", "php": "C:\\php\\php.exe", "python": "python", "perl": "perl", "ruby": "C:\\Ruby23-x64\\bin\\ruby.exe", "go": "go run", "html": "\"C:\\Program Files (x86)\\Google\\Chrome\\Application\\chrome.exe\"", "java": "cd $dir && javac $fileName && java $fileNameWithoutExt", "c": "cd $dir && gcc $fileName -o $fileNameWithoutExt && $dir$fileNameWithoutExt" } }
上記がデフォルトで定義されているので、簡単に実行できるみたいですね。
Visual Studio Code設定について
今回Code Runnerについての設定でしたが、その他拡張機能やデフォルトでエディタの設定を変更したい場合は、以下の手順で自分の好きな設定を上書きして利用することができます。
設定については、エディタの左下の歯車アイコンをクリックして、設定を押下するとエディタのデフォルト設定を見ることができます。
左側がデフォルトの設定が記述されており、右側にデフォルトの設定を上書きすることで、自分の好きな設定を残すことができるようになっています。
インデントの数やら入れた拡張機能を上書きして一部を変更して使うこともできるので、カスタマイズも楽な上に、元にも戻しやすい。
自分は、今回複数のcppファイルをビルド実行したかったので、ちょっと一部の設定をいじってコード実行ができるようにしてみました。
"code-runner.executorMap": { "cpp": "cd $dir && runFiles=`ls *.cpp` && g++ `echo ${runFiles}` -o $fileNameWithoutExt && $dir$fileNameWithoutExt" }
まとめ
今回は、簡易的なC++の開発環境をVisual Stuido Codeを使って検証してみました。
導入からプログラム実行までにかかる時間は、すごく短かったです。
その他の言語に関しても、Code Runnerを使えば簡単に実行環境を作ることができると思います。
拡張機能も多いので、やれることもすごく幅広いので、これからどんどん使っていこうと思いました。