Kubernetes Docker Desktop for Mac 導入編
MacにてDocker DesktopでKubernetesを導入しようと思い、情報をまとめました。私自身も初心者なため、不足な情報などあるかもしれません。
実際に触ってみることで、Kubernetesに関して慣れていくところから始めていきたいと思います。Dash Bordを表示するところまでやってみます。
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目次
事前準備
Docker Desktop for Macを利用するために、Mac OS Sierra 10.12以降が必要になるため、必要に応じてアップグレードしてください。
Docker Desktop for Macを導入
まずは、downloadしましょう。
dockerhubのアカウントがない方は、アカウントを作成して、以下よりGet Dockerを押下する。
down load先
インストールが完了すると、クジラマークのアプリがDcoker Desktop for Macになります。
// バージョン表示されたらOKです
$ docker version
Kubernetesをセットアップしていく
事前準備整いましたので、次にKubernetesを利用できるようにしていきます。
Dockerアプリをクリック->Preferencesを押下。
Kubernetesを有効に

Enable Kubernetesにチェックして、Apply & Restart
しばし待ちます。
dash bordを設定
以下サイトに従って、設定します。
https://github.com/kubernetes/dashboard
$ kubectl apply -f https://raw.githubusercontent.com/kubernetes/dashboard/v1.10.1/src/deploy/recommended/kubernetes-dashboard.yaml
// Status Running確認
$ kubectl get pods --all-namespaces -o wide --selector=k8s-app=kubernetes-dashboard
$ kubectl proxy
// 以下ローカルのdash bordにアクセス。
http://localhost:8001/api/v1/namespaces/kube-system/services/https:kubernetes-dashboard:/proxy/
dash bord認証
ダッシュボードアクセスするとkubeconfig or tokenでの認証が必要になります。今回は、tokenを発行してみます。
token取得
管理者用に別途yamlを作成しても良いのですが、今回はこちらで。
// デフォルトをひとまず利用
$ kubectl -n kube-system get secret | grep default-token
default-token-nkx8k kubernetes.io/service-account-token 3 118m
// 先ほど取得したNameを設定し、tokenを取得
$ kubectl -n kube-system describe secret default-token-nkx8k
Name: default-token-nkx8k
Namespace: kube-system
.......省略
token: <ここがtoken値>
↑
token値をコピー
ダッシュボードの方に戻って、tokenを選択後にtoken値をコピペするとdashbordが表示されます。
ダッシュボード

defaultのダッシュボードが確認できました。
まとめ
ここまでは、わりとすんなりとできました。
ただ、事前知識がゼロでしたので、今後は、自分でサービス用のyamlを用意するなどすることになったりと色々覚えないといけないことはありそうです。
使いこなせるようになれたら、すごく楽になりそう。
今回は、ダッシュボードを表示するところまでできたので、次回はnginxなどを立ててみようかと思います。