カジュアルゲームで生活費とか稼げるのか?
今日は、IOS/Android向けのストアアプリ開発をして、エンジニアの副収入orメイン収入として稼いで、暮らすことができるのかどうかについて、わかりやすいように記事にしました。
おはようございます。Yuuichi(@WestHillWorker)です。
ストアアプリのカテゴリ検索から個人名でカジュアルゲームを出している人は、たくさんいます。
果たして、生活するだけの収益を上げているのか?
仕事柄、ストアランキングを見る癖がついているので、企業が出しているビジュアル・システムも豪華なものに対して、カジュアルで戦っていけるのか?
最後に僕が初めて一本だした時のアプリの収益を共有したいと思います。
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目次
カジュアルゲームって?
短時間でのプレイが可能で、ルールや操作方法も説明書を読まなくても把握できるほどシンプルな、誰にでも比較的簡単に遊べるゲーム群を指して呼ぶことが多い。
ジャンル
釣り・迷路・時間経過で成長や収穫を得られる放置系、脱力系、昔懐かしいレトロゲーム等です。
最近では、10~20代女性に「俺たち別れよう。」「さよなら大好きな人 泣かなかったら100万円」などのタップしてポイントを貯め、ストーリーを進めていく読み物系のアプリのレビュー数が1万以上もあるので、人気なんだなぁと思いました。
収入元は?
ゲーム内に設置する広告から収入を得る。
広告には、表示数に応じた報酬・クリック数に応じた報酬・クリックして成果(契約等)に繋がったら報酬等があります。
ゲーム内に課金を設置して収入を得る。
回復薬・協力な装備品をリアルマネーで販売したり、ガチャで抽選させて物を販売する。
課金システムを作る時間・お金を使わせれる規模のゲームであれば、導入してもいいかと思いますが、基本的にカジュアルゲームでは、課金システムは入れないかと思います。
おすすめの広告会社
個人的におすすめなのが「nend」・「i-mobile」です。
管理画面の操作性・クリック単価も高いので、上記2社がおすすめです。
参考nend
参考i-mobile
個人で稼いでいそうな人
ストアをずっと見ていて、個人でお見かけした方で成功されてそうな方をピックアップいたしました。
RucKyGAMESさん
有名ゲーム「ぐんまのやぼう」。
資源(ねぎ、こんにゃく、きゃべつ)を収穫するとG(GUNMA)が手に入り、G(GUNMA)を消費して各都道府県を制圧し群馬県にしていくゲームです。
絵もシンプルで、わかりやすいシステムと面白みがあって、群馬の方は、もちらん万人に受けがいいゲームだなぁと思いました。
RucKyGAMESさんは、数え切れない程の数多くのゲーム・「アプリの3DS化」もされているすごいお方です。
僕の所感、数多くのゲームをios/Android/その他の端末に早い段階で、参入されてゲーム1本で生活をされているので、問題なくカジュアルゲームだけで生きておられるのだと思いました。
公式サイトRucKyGAMES
参考インタビュー
UeharaLaboさん
有名ゲーム「新宿ダンジョン」・「リア充爆発しろ!」。
新宿ダンジョンは、かなり作り込まれた謎解きアクションRPG・ドット絵も懐かしくて、ついついプレイしてしまいます。
リア充爆発しろは、恋人もいない、仕事も無い、友達もいない。そんな僕の前に突然現れた謎の仙人さんが、リア充を爆破して、主人公を育成していくゲームです。仙人さんのキャラがすごく面白くて、続きが気になっちゃいます。
僕の所感、最初は、副収入で開発・それが、現在では沖縄で個人でカジュアルゲーム開発一本で生活されていて、レビュー数もストアランキングも数え切れない程に掲載されていました。
特にリア充爆発しろ!では、若い方を中心に多くのファンがついていらっしゃるイメージを感じました。
個人開発として、お手本にしたい方だなぁと思いました。
公式サイトUeharaLabo
参考インタビュー
naranohitoさん
有名ゲーム「超ダメージ勇者」。
数年前に流行った「クッキークリッカー」をベースとした「クリックダメージゲーム」。
放置していても仲間がモンスターに攻撃してくれて、進行するので、少し空いた時間でやるには最適だと思いました。
僕の所感、後述するインタビューにもありますが、開発1週間で広告収益300万円以上の収益を得られており、アプリ1本だけではなくて、クラウドソーシングを使って、受託も兼務されて安定して収益を得ていると思いました。
参考インタビュー
その他にもたくさんのカジュアルゲーム制作者さんがおられますが、今回は特に気になったいた方をピックアップしました。
個人でカジュアルゲーム作るのに必要な物は?
プログラミングもさることながら、「ゲーム企画」・「マネタイズ」・「ゲーム拡散」・「プログラミング」・「素材作成」・「ストア開発者登録」等がざっと制作から公開までに必要なスキルになります。
あとは、完成まであきらめずにひたすらものを出すぞという意気込みを忘れないでください。
基本的に会社ではないので、一人で全部をこなす必要がありますが、素材やプログラミングだけ外注される方もおられます。
開発にあたっては、前回のブログが参考になると思いますので、ご参照ください。
おすすめ記事Webエンジニアがネイティブやってみるときの開発環境選定
制作コスト
パソコン所持・素材作成・企画〜開発全部自分でやるよ!という方は、ストアのデベロッパー登録費用だけです。
iOSデベロッパプログラム11,800円
Google Play デベロッパー25ドル(3000円前後)
※2015/11調査時
費用対効果得られる?
カジュアルゲーム一本の制作だけで、生活している人も何人かおられます。
集客をきちんとして、ユーザー層・ゲームのマネタイズ(広告のUI決め)等をきっちり設計して、コンスタンスに自分のゲームファンが増えれば、効果は得られると思います。
ただ、闇雲に漠然とターゲットやマネタイズを決めずにゲームを出すだけでは、外注等してかけた費用・費やした時間に見合う効果は、得られないと思います。
僕の稼いだ金額
最後に僕が2015年最初にだしたアプリの稼ぎですが、1,709円です。
悲惨すぎる。。。。でも本当にただ作った!てな感じだとほとんど誰の目にも触れることなく、たまーに検索等でヒットしたアプリでやってみるかという方ぐらいしかダウンロード→収益にはつながらないと思います。
アプリを出した日は、どこからか検索されてダウンロードは、上がりましたが、一ヶ月もすると「うんとも」「すんとも」アクセスが増えなくなっていきました。
特になんの広告も拡散もしていないと正直こんなものだと思いましたので、是非チャレンジして「収入」をと考えている方は、きっちり集客・マネタイズ考えてやっていただけたらと思います。
最後に
工数もかけれないし、ポピュラーに受けないといけないし、ある程度お金にならないと生活できなしと、、、正直アプリ一本で生活していくのは、かなりしんどいかと思います。
自分のスキルアップ・趣味でゲームだしてみようかなぁと思っている方は、是非是非チャレンジしてみるとアプリ申請も覚えれるのでいいと思います。
何より大切なのは、途中で挫折しないで公開まで持っていくという強い信念を持ち続けることがカジュアルゲームでやっていく一番の肝だと思います。
ちょっと精神論になってしまいましたが、今回はこの辺で^^
ありがとうございました。