仮想環境構築ツール「Vagrant」入門 開発環境構築を楽にしよう!

今回は、 Webサービス等の開発にあたって、必要となるローカル開発環境を楽に構築するため、仮装環境構築ツールのVagrantを使った構築について記事にしました。

毎回開発環境を手作業で構築する手間・作業ミスもVagrantを導入することで、改善されますので是非興味のある方は、構築して快適な開発をしましょう。

vagrant-getting-start

今回は、Mac環境に構築していきます。

スポンサーリンク

Vagrantとは?

「仮想環境を簡単に構築するソフトウェア」です。
Windows, Mac , Linuxに仮想環境を簡単に構築できます。

必要なもの

構築にあたって必要な知識・準備するものがあります。

■知識
・Unixコマンドの知識

コマンド一覧:参考コマンドの機能と使用方法

動画で学習:参考ドットインストール(UNIX)

■準備
・Vagrant

ダウンロード先:公式サイトVagrant

・VirtualBox
※VirtualBox(バーチャルボックス)とは、個人・評価目的・教育のための利用は無料で利用できるフリーウェアの仮想化アプリケーション。

ダウンロード先:公式サイトVirtualBox

Vagrantダウンロード

下図からダウンロードできます。
vagrant-download

VirtualBoxダウンロード

下図からダウンロードできます。
virtualbox-download

2点のダウンロードが完了したら、各種インストールしてください。

インストールの確認

インストールが完了したら、コマンドラインからインストールできているか確認します。

mac でターミナルを起動。

vagrant バージョン確認

$ vagrant version

Installed Version: 1.7.4
Latest Version: 1.7.4

もしくは、
$ vagrant -v

Vagrant 1.7.4

上記のようにバージョンが表示されればok

VirtualBoxバージョン確認

$ VirtualBox -h

Oracle VM VirtualBox Manager 5.0.2
・・・コマンドの使用法もでます。

バージョン表示されればok

インストール完了!!

Boxの設定

Boxという仮想マシーンのテンプレートを利用して、仮想環境を構築します。

テンプレートを下記有志による提供ですので、自己責任でご利用ください。

vagrantbox.esで、今回はwebサービスで良く利用する「CentOS 6.5 x86_64」
公式サイトvagrantbox.es

Boxの追加

$ vagrant box add {title} {url}

[Sample]
$ vagrant box add centos65 https://github.com/2creatives/vagrant-centos/releases/download/v6.5.3/centos65-x86_64-20140116.box

ボックス追加まで時間がかかります。

box: Successfully added box ‘centos65’ (v0) for ‘virtualbox’!
このようなメッセージでればOKです。

Box一覧確認

念のためbox一覧チェック

$ vagrant box list

centos65 (virtualbox, 0)
自分でつけた名前のボックスが表示されたらOKです。

VagrantFile作成

$ mkdir devcent65
環境構築するフォルダの作成(名前は好きなものを)

$ cd devcent65

$ vagrant init {title}←今回centos65
vagrantファイルを作成。

A `Vagrantfile` has been placed in this directory. You are now
ready to `vagrant up` your first virtual environment! Please read
the comments in the Vagrantfile as well as documentation on
`vagrantup.com` for more information on using Vagrant.
↑このようなメッセージでればOKです。

$ ls
Vagrantfile
↑このファイルできてればOKです。

仮想環境起動

$ vagrant up
仮想マシンを起動します。

$ vagrant ssh
仮想マシンにssh接続します。

$ cd /vagrant
ローカル環境で構築したフォルダと仮想環境のフォルダで共有されたフォルダです。

ここまでで、仮想環境の構築完了です!

お疲れ様でした。

良く使うVagrant コマンド

– boxの追加
$ vagrant box add NAME URL

– boxの確認
$ vagrant box list

– boxの削除
$ vagrant box remove NAME PROVIDER

– boxのpackage化
$ vagrant box repackage NAME PROVIDER

– 初期化
$ vagrant init [box-name] [box-url]

– 起動
$ vagrant up

– 状態確認
$ vagrant status

– 停止
$ vagrant halt

– 破棄
$ vagrant destroy

– 仮想マシンにログイン
$ vagrant ssh

停止したりパッケージ化したりも使うと思いますので、覚えておくと良いと思います。

※パッケージにすることで、一度作った環境と同じものをパッケージから作成できます。

更なる自動化

Vagrant upで、仮想環境の構築は完了しました。

今回は、仮想環境構築まででしたが、更にVagrantでは環境構築後のwebサーバーの設定やミドルウェア等の設定も「Provisioning」でシェルを書いたりして設定することが可能です。

また、サーバやアプリケーションの展開を容易にするための自動化フレームワークと併用することも可能です。

Chef
Puppet
Ansible

上記のChef等をインフラストラクチャ自動化フレームワークというそうです。

組み合わせで、ミドルウェアまで楽々構築できてしまうので、人件費削減にもつながりますので、初回導入は少し時間がかかるものの一度構築してしまえば、構築時間を圧倒的に短縮できますので、こちらも合わせて覚えていくと良いと思います。

まとめ

Vagrantを利用すると仮想環境の構築時間を短縮できたり、手順化することでの手作業のミスも減らせます。

また、企業での集団開発で、同じ環境が必要となる場合にも効力を発揮します。

初回の構築手順書さえ作ってしまえば、中途社員もすぐに同じ環境で業務を開始することができます。

まだ、手作業or開発環境を導入予定の方は、是非実践ください。


スポンサーリンク
PAGE TOP